[ RADIO GYMNASTICS ]
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先日、ご近所の「ふれあい運動会」みたいなのに行ってきた。まぁ、田舎なんでね、いろいろあるわけですわ。半日ほど下働きやらされてね、まぁオツキアイということで。 それはさておき、開会式後一発目といえば「ラジオ体操」なわけで。かく言う私も10年以上ぶりくらいにやりました。いやぁ、覚えてるもんですね。頭ではなんとなくしか覚えてないのに体は自然に反応してるという‥‥。まわりにいる人たちも、それこそ小学生から6,70のじいちゃんばぁちゃんまで、それぞれがみなちゃんとやってる。‥‥どうなんでしょう、これって。私達は「ラジオ体操」を当然のように知ってて、例の「ちゃ〜んちゃ〜んちゃらっちゃっちゃっちゃ♪」ってのが聞こえるやいなや、ついつい「腕を前から上にあげて背伸びの運動」してしまうくらい。それこそ北朝鮮のマスゲームも真っ青っちゅうありさま。実際、外国人に見せたら「オー、日本人、みんなでピアノにあわせて踊りマ〜ス。」とか言われそう。 初等教育で摺り込まれたことっていうのはやっぱり忘れないっていうか、「当たり前・常識」という感覚すら持ってしまっている。恐ろしいことだ。時間さえかければ一人の(または複数の)人間の「常識」なんて簡単にゆがめる事ができる。テロリストも育てられるわけだ。オウムの頃にも流行った言葉、「洗脳」ってやつですな‥‥。 ちょっと話が大きくなったかもしれないけど、とにかく、ラジオ体操やりながら、また周りを見ながら一番に思った事は「恐ろしい」ってことでした。
自分の中の常識を今一度洗いなおさなくちゃいけないかもしれませんなぁ‥‥。
2001/09/27(木)
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