今日のつぶやき
10月24日
欲しいものなんてない
というのは嘘

でも

忘れずにいてくれて
会ったらまず抱き締めてくれること


それだけでいいな
もらえるものは

他に必要なものは
ちゃんと自分で手に入れるから
10月23日
全くの他人と抱き合った方が気が楽というのも
良く分かる話で
電車の座席に並んで座った時にあなたが開けた隙間は
朝のラッシュ時に隣に座る見知らぬサラリーマンよりも広く
もし私が赤の他人ならば
もう少し寄り添ってくれただろうに
身を守る素振りか それともただの照れ隠し?


世の中は勘違いと思い込み
純粋に彩られたはりぼての心ばかりが根付いて
汚らしさには蓋をする

信じてるわ なんて脅迫じみた言葉
寒気がしすぎてうまく吐けない
ただ温もりだけを求めて
たまらずに座席を立ってしまう

見知らぬ街で途中下車して
五番目にすれ違った人と抱き合おう
そう決めてしまえば
案外たやすく眠れるのかも知れない

大人はね
迷子にはならないのよ
迷子のふりをするだけ
上手に乗り換えて目的地まで
流れる景色を楽しむ余裕も持たず
黙々と生き続けるだけ


ねえ 私がいなくなった後の座席に
誰が座るのかばかり考えながら
この先もそうして そして私はこうして
生きていくのかな

あなたと私 なんて 後どれくらい呟いていられるだろう


いけない もうすぐ降りる駅だわ
出迎えてくれる人に電話をしとかないと
用意周到は女の言葉ね
10月20日
所詮 桁外れの妄想力にすぎない
でも だからこその世界


変わっていくものに今更何を嘆く必要があるんだろう
それなのに変わらぬ愛は相変わらず世界では美しい
汚されない純愛というものは
独り善がりの夜にしか存在しないのに

浮遊しながら分かったような視線で独り言
身体は黙々と働いて老いながら


だからこその世界に何が出来る
刹那の夢なら毎晩見られる?

それならそれでいいかも知れない
気が付いたら唯一の永遠
10月18日
時間は
失うものじゃなくて
染み入るもの

経過が意味する感情を
言葉に出来ない

ただ否応なく染まっては色付く
自分の身体を見つめてる

一体何が
私とあなたを結びつけたの

大きな流れを見失わない為の
小さな掌の温もり
感じていいのはたったそれだけ
10月15日
見え隠れする新鮮が興奮を運んで来る
死角には遊び心を

楽しめないなら恋じゃない
温かいなら愛かも知れない

狂った体温計じゃ想いは測れず
相手の温度で自分を測る


私に残された温度はこれくらい
落ち着いてしまうのが嫌で
ついあなたの一番熱い場所を
触りたくなってしまう
10月14日
心までもギアチェンジ出来るなら
世界一の嘘をついてね
心地良く騙したいなら
世界一の好きをちょうだい
そして私の側から
決していなくならないで



まだかしら って思うと答えは出ないもので
もういいや って思うと答えは転がる

でも転がるのが恐くて
黙り込んだり
語りすぎたり

一瞬でも
深い眠りが欲しい
ただそれだけ
10月10日
平凡な幸せをのぞむあなたは
平凡な心なんて持たないまま
夢を上手に見続ける
10月8日
どうしてみんなキラキラが好きなのかな
一欠片じゃ物足りないのかしら




ただ大好きだというだけで過ぎていった日々
年上の彼が煙草を吸う仕草
いつでも代わりに買いに行けるよう
こっそりと銘柄を覚えて
煙草買ってきて って言われるのを密かに待ってた



笑顔でさよなら繰り返し
愛されて愛されて愛されて
埋めるべき穴にも気付かずに
ぬくぬくと包まれていた
記憶の束をほどきつつ
今夜も月が語っている
今夜も月が見つめている

通過していくものが切ないよね
抜け落ちないで留まること
新しく覚えたぬくもりは
音もなく堆積する


あなたが抱きしめているものは
本当に 今 ですか


キラキラはどこに舞う?
10月6日
元気の源なんてね
その辺に転がってるのに
気付けないほど鈍ってるのかな

ひとつの言葉が
取り繕うもの
綺麗な部分を隠して
汚してしまったり
汚れてしまっているようで
綺麗だったり

伝えるには
どれくらいの時間と空間が必要なのか
頭を悩ませる

重たくって無言
でも

雨の中に響いた何気ない口笛で
嘘みたいに勇気づけられるもんだよね

一人になって得るもの
二人になって得るもの

楽しいものをさ
一緒にばらまきたいよね

私達の足下
冷たい雨に濡れないように
10月5日
少し
疲れてしまって

いっそ
あなたの夢の中に
閉じ込められたい

もう外には出さないで
ずっと内側から
同じものをぼんやり
眺めさせて


この身体の引き受け手は
私ではなく
私の形じゃない部分が
拒否反応を起こしてうずくまる


なのにどうして
身体無しじゃ誰も愛せないの
10月3日
136度目の夢
緯度も経度も見失い
狂えたならそれも幸せ

互いの生き方なんて見て見ぬふりで
器用に遊べるかな

私 流されずに流れてるかな

私を抱く人は
どんな気持ちで抱くのだろう
抱く人の気持ちも知らないで
抱かれるなんて
ひどい話だけど
10月2日
不思議ぴったりサイズ

大きさの問題ではなく
感度の問題
感度の問題ではなく
価値観の問題
価値観の問題ではなく
色味の問題

あなた何色?


分からない私を
どうして分からないんだろうねって
分かってくれるあなた

を夢見る


通ずることは他にないわ
浮遊してればそれでいいわ
存在しているだけでいいわ
勝手に幸せでいてくれればいいわ
覗きあえたならそれだけで
10月1日
目が覚めたら一緒に
途方に暮れましょう


他に何が出来るのか
発見しようがない二人

抱き合うことに飽きたら
嫌でも歩き出すかしら


誰の腕の中でも
いずれ眠りは浅くなる

分かっていてどうして

ねえ 分かっていてどうして

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