今日のつぶやき
12月31日
言葉をなくしても
私は生きてるよ

*

言葉を休んでも
女は休めないね

女を休んだら
あなたに会うのはもっと楽だろうか

*

大声で

名前を読んでみて



…誰の名前だった?
12月28日
男は幾つもの花を目に焼き付けるために駆け巡り
女は根を生やし花を咲かせ実をつけるために
ただ全てを受け入れる

訪れる人を待って
綺麗に咲き乱れようとする一生は
思ったより長くて

上手に咲いて想い出を手渡したら
女はもう次の旅人を待っている

結ばれましょう
ひとときの甘い蜜
12月22日
堕落する間もないほどお互いに大切な夢を抱えてる
二人ともこのままで終わるはずがないと信じてる


でも私はこんな女だから

ときめき以上に欲しいものはない
ときめき以上に必要なものはあっても
12月20日
一線の引き方なんて知らないのです
容赦なく交わってしまうのです
心地良さより衝撃です
嘘みたいな透明感です


それは渦です
でも一色しか許されません

それは夢です
夢なら無限色です

言いたいことの一欠片でも
無言で伝われば恋でしょう

目を瞑っても

眠れるわけがない
12月17日
寝過ごしてしまう彼
見知らぬアスファルトの街は
私がいつか夢で見た景色

知ってるよ
デジャブだね

人生なんてね
とんと予測が出来ないね
人を好きになることもね
予定通りにはいかないね
なんて当たり前のこと
しみじみ感じたりしてね

遠く遠くオリオンの瞬きと
夜間飛行のジェット機が重なる夜

買い物袋をぶら下げて
夕焼け見上げたあの頃の私と
なんら変わってはいないのに

あの時私達一体どこで何をしながら
この出逢えた今に繋がる過去を
生きてたのかな

振り返ると驚くよ
そこにあなたはいなかったんだもの

今じゃ考えられないよね
あなたなしの毎日なんて
12月15日
寝坊した朝は
いろんな夢を見る


果ての果てまで
影の影まで
冒険したい心が疼き出す

気持ちいいことしかしたくない
真実なんて必要ない
目線なんて合わせない
行きずりでも構わない

運命共同体なんてまっぴら
濃い化粧を施したら
目も口も耳さえも塞いでくれる誰かに
抱かれる夢を見る

*

蜘蛛の巣にかかった蝶をそっと逃がしてやる登場人物に

「ってゆーかクモかわいそうじゃん!」

って口走る娘は
私よりよっぽど大人だと思う

*

美しい蝶はひからびた蜘蛛の死骸を見ながら微笑んでいる
女はいつだって自分だけに与えられる特別な優しさを求めている

恋の全てはえこひいき

愛の全ては真っ白で
私には眩しくて見ちゃいられない

*

再び眠ることにしよう
それにしても
ちっとも登場してくれないのね
全部脱いで待ってるのに
12月13日
私を監視する役に命ずる

意志に反している行動を取った時は
厳重注意の上 抱き締めること



自由と孤独
自由と孤独
自由と孤独


寂しさは抹消されています
時折やってくる時化は
それなりに刺激的です

今の私には
想うことをは許されても
語ることなど許されず

与える存在になることなど
夢のまた夢

人はそんなにたやすくはない


真夜中に会いに行くよ
何度でも 何度でも


あなたのことを忘れません
隣にいすぎても忘れません

死んだって忘れないから


*

朝は強し なのです
朝の光には勝てないのです

私は眠い目をこすりながら
まだ瞼には夢が貼り付いているのに
とぼとぼと橋を渡り
そのうちに太陽にやられて
しゃんと背筋を伸ばす頃
夜中に書いた自らの言葉に
首をかしげるのです


はて

こんなのいつ誰が書いたんだっけ?
12月11日
こんなにたくさん人がいるのに
なぜ あなたと私 なのかな

胸に押し迫って
言葉にならない時間は
少し重たくて

でも

問いかけたら
名前を呼んだら
すぐに返事が出来るような
そんな距離感で

たとえ空間が疎外しても
この一部分だけは一生
絡まっていたいよ

すべてが一致する必要もなく
目が合えばそれでいい


お願い 返事をしてね
私が声を出せそうな時は
12月8日
夢まで手を伸ばして
泣けてくるから

すーっと軽くなりたい
でも飛んじゃったら
二度と恋は出来ない

*

抱かれても抱かれても満たされない
一番いいところに届かない感じ

底なしの身体だ

いや
底なしの心だ
こんなの誰にも見せられないな

*

わたしはあなたのもとで一生暮らしていくような気が

幸か不幸かは別として
そうなるように出来ている
善いか悪いかは別として


手を繋ぐ一瞬ってなんて短いの?

人生は忙しい
歩調を合わせる幸せに追い掛けられて目眩

健全と不健全
堕ちながら前を向く

支離滅裂と不思議の間
隙間にしか存在しない影

私をくるむ毛布になる人
私をくるむ毛布を剥がす人

まだ全然未完成なの

どの私も信用しないで
ただ好きでいて
12月6日
女の私しか知らないなんてもったいないわね

*

そう流れ行くままに
心地良さに足をつっこんだまま
言葉は戯れるだけ

ここにいる私は本物で偽物 偽物で本物

*

指先ひとつで頬に触れた優しさは仄かすぎて
窒息しそうな力に奪われてしまう



私の部屋で横になるあなた
現実をひとつひとつ植え込んでくれる
私の一部がどっかに飛んでっても
すべてを見渡せる位置に立って
12月5日
溜息が欠伸に変わる
夢まで立ち入り禁止にされたら
全ては幻になっちゃうよ

*

分散するばかりで
集約する気配がない

現実に失礼なくらい非現実で生きて
非現実に失礼なくらい現実で駄々をこね

私は結局包まれることを望んでいる

包まれては破り
包まれては破り

力の入れ具合が不器用すぎて
結局は壊れるのかな

ただの温度なら楽なのに
12月4日
話がしたいの?
じゃあもう少し脱ぎなさいよ

*

一ミリだって動かない場所から
えぐられる痛みに
私は最後まで耐えられない
だからいつもしまいには素っ裸になって
飛びついてしまう

一通り火傷をして
どろどろに溶けている最中の
なんと熱い事か

一人で焦がす体温と
二人で焦がす体温と

測ったことはあるの

言葉は宇宙までも飛んで
身体には根っこが生えてるわ

あなたが
私の上で流す汗が
何よりも私を潤すの

あなたが
私の知らないところで流す涙が
何よりも私を脅かすの
12月2日
手に入れる必要もなければ
失う必要もない

*

女にはどうして穴が空いてるんだろうね
埋めてもらう為か 受け入れる為か
考え方ひとつで
その意味は大きく違うね

ぽっかり空いてて
とっても恥ずかしいよ

埋めてもらう為だけだといやらしいし
受け入れる為だけだと偽善だし


でも

視線を逸らしながらも脱いでいく快感を
こっそり感じているのに気付いてる?

言葉遊戯は身体遊戯に勝るかしら

難しいところね

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