| 12月31日 |
言葉をなくしても 私は生きてるよ
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言葉を休んでも 女は休めないね
女を休んだら あなたに会うのはもっと楽だろうか
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大声で
名前を読んでみて
…誰の名前だった?
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| 12月28日 |
男は幾つもの花を目に焼き付けるために駆け巡り 女は根を生やし花を咲かせ実をつけるために ただ全てを受け入れる
訪れる人を待って 綺麗に咲き乱れようとする一生は 思ったより長くて
上手に咲いて想い出を手渡したら 女はもう次の旅人を待っている
結ばれましょう ひとときの甘い蜜
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| 12月22日 |
堕落する間もないほどお互いに大切な夢を抱えてる 二人ともこのままで終わるはずがないと信じてる
でも私はこんな女だから
ときめき以上に欲しいものはない ときめき以上に必要なものはあっても
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| 12月20日 |
一線の引き方なんて知らないのです 容赦なく交わってしまうのです 心地良さより衝撃です 嘘みたいな透明感です
それは渦です でも一色しか許されません
それは夢です 夢なら無限色です
言いたいことの一欠片でも 無言で伝われば恋でしょう
目を瞑っても
眠れるわけがない
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| 12月17日 |
寝過ごしてしまう彼 見知らぬアスファルトの街は 私がいつか夢で見た景色
知ってるよ デジャブだね
人生なんてね とんと予測が出来ないね 人を好きになることもね 予定通りにはいかないね なんて当たり前のこと しみじみ感じたりしてね
遠く遠くオリオンの瞬きと 夜間飛行のジェット機が重なる夜
買い物袋をぶら下げて 夕焼け見上げたあの頃の私と なんら変わってはいないのに
あの時私達一体どこで何をしながら この出逢えた今に繋がる過去を 生きてたのかな
振り返ると驚くよ そこにあなたはいなかったんだもの
今じゃ考えられないよね あなたなしの毎日なんて
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| 12月15日 |
寝坊した朝は いろんな夢を見る
果ての果てまで 影の影まで 冒険したい心が疼き出す
気持ちいいことしかしたくない 真実なんて必要ない 目線なんて合わせない 行きずりでも構わない
運命共同体なんてまっぴら 濃い化粧を施したら 目も口も耳さえも塞いでくれる誰かに 抱かれる夢を見る
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蜘蛛の巣にかかった蝶をそっと逃がしてやる登場人物に
「ってゆーかクモかわいそうじゃん!」
って口走る娘は 私よりよっぽど大人だと思う
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美しい蝶はひからびた蜘蛛の死骸を見ながら微笑んでいる 女はいつだって自分だけに与えられる特別な優しさを求めている
恋の全てはえこひいき
愛の全ては真っ白で 私には眩しくて見ちゃいられない
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再び眠ることにしよう それにしても ちっとも登場してくれないのね 全部脱いで待ってるのに
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| 12月13日 |
私を監視する役に命ずる
意志に反している行動を取った時は 厳重注意の上 抱き締めること
自由と孤独 自由と孤独 自由と孤独
寂しさは抹消されています 時折やってくる時化は それなりに刺激的です
今の私には 想うことをは許されても 語ることなど許されず
与える存在になることなど 夢のまた夢
人はそんなにたやすくはない
真夜中に会いに行くよ 何度でも 何度でも
あなたのことを忘れません 隣にいすぎても忘れません
死んだって忘れないから
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朝は強し なのです 朝の光には勝てないのです
私は眠い目をこすりながら まだ瞼には夢が貼り付いているのに とぼとぼと橋を渡り そのうちに太陽にやられて しゃんと背筋を伸ばす頃 夜中に書いた自らの言葉に 首をかしげるのです
はて
こんなのいつ誰が書いたんだっけ?
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| 12月11日 |
こんなにたくさん人がいるのに なぜ あなたと私 なのかな
胸に押し迫って 言葉にならない時間は 少し重たくて
でも
問いかけたら 名前を呼んだら すぐに返事が出来るような そんな距離感で
たとえ空間が疎外しても この一部分だけは一生 絡まっていたいよ
すべてが一致する必要もなく 目が合えばそれでいい
お願い 返事をしてね 私が声を出せそうな時は
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| 12月8日 |
夢まで手を伸ばして 泣けてくるから
すーっと軽くなりたい でも飛んじゃったら 二度と恋は出来ない
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抱かれても抱かれても満たされない 一番いいところに届かない感じ
底なしの身体だ
いや 底なしの心だ こんなの誰にも見せられないな
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わたしはあなたのもとで一生暮らしていくような気が
幸か不幸かは別として そうなるように出来ている 善いか悪いかは別として
手を繋ぐ一瞬ってなんて短いの?
人生は忙しい 歩調を合わせる幸せに追い掛けられて目眩
健全と不健全 堕ちながら前を向く
支離滅裂と不思議の間 隙間にしか存在しない影
私をくるむ毛布になる人 私をくるむ毛布を剥がす人
まだ全然未完成なの
どの私も信用しないで ただ好きでいて
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| 12月6日 |
女の私しか知らないなんてもったいないわね
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そう流れ行くままに 心地良さに足をつっこんだまま 言葉は戯れるだけ
ここにいる私は本物で偽物 偽物で本物
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指先ひとつで頬に触れた優しさは仄かすぎて 窒息しそうな力に奪われてしまう
私の部屋で横になるあなた 現実をひとつひとつ植え込んでくれる 私の一部がどっかに飛んでっても すべてを見渡せる位置に立って
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| 12月5日 |
溜息が欠伸に変わる 夢まで立ち入り禁止にされたら 全ては幻になっちゃうよ
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分散するばかりで 集約する気配がない
現実に失礼なくらい非現実で生きて 非現実に失礼なくらい現実で駄々をこね
私は結局包まれることを望んでいる
包まれては破り 包まれては破り
力の入れ具合が不器用すぎて 結局は壊れるのかな
ただの温度なら楽なのに
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| 12月4日 |
話がしたいの? じゃあもう少し脱ぎなさいよ
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一ミリだって動かない場所から えぐられる痛みに 私は最後まで耐えられない だからいつもしまいには素っ裸になって 飛びついてしまう
一通り火傷をして どろどろに溶けている最中の なんと熱い事か
一人で焦がす体温と 二人で焦がす体温と
測ったことはあるの
言葉は宇宙までも飛んで 身体には根っこが生えてるわ
あなたが 私の上で流す汗が 何よりも私を潤すの
あなたが 私の知らないところで流す涙が 何よりも私を脅かすの
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| 12月2日 |
手に入れる必要もなければ 失う必要もない
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女にはどうして穴が空いてるんだろうね 埋めてもらう為か 受け入れる為か 考え方ひとつで その意味は大きく違うね
ぽっかり空いてて とっても恥ずかしいよ
埋めてもらう為だけだといやらしいし 受け入れる為だけだと偽善だし
でも
視線を逸らしながらも脱いでいく快感を こっそり感じているのに気付いてる?
言葉遊戯は身体遊戯に勝るかしら
難しいところね
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