| 12月30日 |
言葉は存在した 私達の中に
* 年の瀬の静かな街 いつもは点いているアパートの窓の灯りも 数日前からまばらになる 大晦日に閉店してしまう近所のコンビニまで 娘とふたりでアイスクリームを買いに出た
この時期 みんな故郷へと帰ってしまった後の 独り占めの東京の夜が好きだ
幸せはいつの間にか わたしの中で育っていて
怒濤のように過ぎた20代と あとほんの少しで落ち着きそうな30代を したたかに受け止めている
並んで歩く娘の身長は とうの昔に私を追い抜いて そこに確かな幸せを感じてた
オリオン座は無口だ 月は姿を隠している
私は誰かに会いたいという衝動もなく 穏やかな今年の終わりに感謝している
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| 12月25日 |
確かに
光の輪を見つけた 12時近い橋の上 ちょうど真上に昇った満月
前にも後ろにも 誰も橋を渡る人はいなくって
今夜はクリスマスだから 少し特別になりたいのだろうと 月の遊び心に微笑んだ
明日は晴れるだろうか 未来は晴れるだろうか
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| 12月20日 |
る
*
瑠璃色の地球よりも魅力的な場所
嘘じゃない 愛は愛なんだ
月の裏側にでっかいコンビニを建てよう ケースに一杯のアイスクリームと 言えなかった最後の一文字を
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| 12月18日 |
し
*
静かな夜など存在しない 蠢く夜なら知っている
私はあなたに綴り続けて ようやくここまで辿り着いた
いつかはきっと、は消え失せた
いつの間にか すでに成り立っていたんだ
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| 12月17日 |
どんなふうに汚れたらいい
*
どんな風に輝いたらいい
*
どんなふうに愛したらいい
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| 12月14日 |
書かないと不安だったり バランスも取れないしで 気持ち悪くて眠れなかった日々が 終わろうとしている
無言でも平気でいられるようになった
大切なものは消えない 怯えずとも
やっとこれからが 吐き出すのではなく 生み出すことの始まり
やっとスタートだ
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| 12月10日 |
月の裏側には私の家がある 隠したいものは 庭に埋めた あなたの言葉も
月を共有する日々 あなたはどっち側にいるだろう 夢か現実か そしてどちらが幸せか
物足りなさの補充は夢で済ます そんなのは嫌なのに 私は這いつくばるのを恐れている 幸せは地球の大地に根付いているのに
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娘が突然高熱を出す たまたま私が休みだったからよかったものの 仕事中ならどうしようもなく
運良く休みに具合を悪くする娘 見方を変えれば親孝行な娘だ
インフルエンザじゃないことを祈る
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| 12月9日 |
どうにもこうにも言葉にならない。
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いたたた。 肩と背中と腰が…
立っていると呼吸困難になる。 お風呂も薬も今日は効かない。
それでも言葉は生み出したい。
いたたた。
ろくなこと言いそうにないので寝る。
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| 12月8日 |
死ぬまでいい女でいるということ
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一人の時間を楽しめること 月に一度は涙を流すこと 忙しいを口癖にしないこと テレパシーを信じること 相手の休日を詮索しないこと
常に一人に抱かれること
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| 12月7日 |
私にとって夜更かしとは 心の輪郭をなくせる自由時間
とかなんとか それっぽくいったところで 昼間は色気もなく大欠伸だ
寝よう 明日の夜の為に
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| 12月4日 |
深い眠りに落ちれば落ちるほど 見つかりそうな気もするけど 私の脳みそは 現実にどっぷり浸かり過ぎで 思うように言葉も出ない
夢を見れない毎日だ 萎えた詩情を温めている
どうか無事に生まれますように
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| 12月3日 |
カレンダーを見て気付く 今年はイブが満月だ ロマンチックだけど でも満月って イルミネーションに馴染むような 華やかなイメージじゃないな
いつの間にかひっそりと満ちていて どちらかというとひとりで味わうのがいい 一緒に見上げるよりも
月を共有する日々 ツリーより満月を愛でたい
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| 12月1日 |
もう12月だなんて早過ぎです。 忙しければ忙しいほど言葉が恋しくなります。
愛とか希望とか口にすると恥ずかしい言葉を寄せ集めて 何かひとつにしたい今日この頃
題名は何にしよう
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