今日のつぶやき
4月30日
睡魔という幸せが訪れるときに限って
今にすがりつきたい気分だったり

*
深夜料金のタクシーの運転手が
視界に入ってくるのがいやだから
だから私をひとりで乗せようとしないで

道順を教えても
その人橋の名前すら知らないから
私はまた辿り着けずに迷子になるよ

ねえ 乗せないで

*
明日がやってくるのが簡単すぎて不安
次の日も次の日も
容赦なくやってきては知らんぷり

時というのは
どうして誰の存在も想いも
知ろうとしないんだろう

優しくも残酷だね
残酷だけど優しいのかもね
4月29日
想い出の曲があるから
BGMはいらない

*
もし
新しい歌が聞こえても
わたしのこと忘れないで

*
そろそろさようならを
準備も何もしていないけど
準備万端のさよならはずるいから

これから先の空っぽに挑もうとしても
所詮無駄な抵抗だね
もらったものが多すぎて

なぜ と言ってしまったら
出会いから終わりまでの
すべてが「なぜ」に包まれるから
育んだものが
さよならを望んだんだよ って
笑うしかないよね

もしももう一度戻れたら
最初に何を言えば良かったのか

人はみな
出会いを振り返りながら生きてるのかな

(お互いの存在に触れた瞬間から
 動き出す時計があった
 刻むたびに揺れて
 そのうち秒針は
 音も立てずに止まってしまった)

出会いを振り返りながら生きてるのかな
好きが一生懸命だったから
それだけでいいんだよね

新しい出会いに
懸命に意味を見出そうとするわたしたち

あなたがこれから愛する誰かの運命と
私の運命は
何がどう違って出来てるのかな

不思議だよね

いつか新しい歌が
私にも聞こえるかも知れない
4月28日
あなたの分の領域が
わたしの中に空いてるとかじゃなくて
わたしの分の領域が
あなたの中に空いてるとかでもなくて
*

何かに夢中になると
何かを忘れてしまう
そんなんじゃないんだ

「好き」もね
意識できる想いだけが「好き」ではなくて
無意識の優しさが
すべてを伝えるのかも知れない
4月27日
心の凪を
平凡ととらえてしまうなんて贅沢だね

*

どこがどのくらいあなたに浸っているのか分からないけど
慣れとも違う穏やかさに負けてしまいそうで

あなた以外との想い出を使って
自ら切なさの中へ逃げてしまおうとする悪い癖さえ
おかまい無しに抱きしめてくれるの

見て

滑らかな線が延々と

あれは誰が引いたの
あれはあなたが引いたの?


「ちがうよ 目の錯覚さ 先のことは分からない 明日にはもう他人かもしれない」


嘘よ
それならどうして
あなたが永遠に見えるの?
4月26日
深呼吸で息吐いたら
すでにそれは溜め息で

*
特に何の別状もありません
たださまよい込んだだけで
全くの赤の他人が
ただ触れてしまう偶然で
特に何の問題も

好きだの嫌いだので騒げるうちは
想い出にもならないのよ

さまよいださない限り
言葉に魂なんて宿らない

恋が綺麗ごとなら
そんなに楽な話はないでしょう

たかだか恋
されど恋

そことそこのドロドロの隙間が一番美味しいの
知らない人が多すぎるわ
4月25日
頼まなくても時は来る
頼まなくても時は過ぎる

やってくることにも
通り過ぎることにも
腹を立ててはいけない

私がいるからやってきて
私がいるから通り過ぎる

私がいなくてもやってきて
私がいなくても通り過ぎるね

向き合える瞬間のなんと短いこと
浸る間もないくらいに

だから
残したがるのかな

あれもこれも
忘れないように

私はでも
今のあなたの為に白紙になりたいと
こっそり思うことがあるよ
4月24日
砕いた方が綺麗かもしれない

真白な壁  連なる光
いつもの言葉  ただ会いたい

目が覚めたら
もう今が分からなくて
カレンダーがなければ
過去や未来さえ
あやふやなリアルの中

次に進むのは 勇気か本能か
必要性のない想いは なぜ生まれてしまうのか


好きに体温を忍ばせて欲しいの
佇んで 佇んで ただ見守ることが愛情なら
あなたの温度は 何の為にあるの
あなたのてのひらの温もりは
何の為に

砕いた方が綺麗かも知れない

怖いのは 好きの成れの果て
疼くのは 好きのひとかたまり

あなたが動くか動かないか
待っていられるほど 強くない

真白な壁  連なる光
いつのも言葉しか出ないのなら

砕いた方が綺麗かも知れない
4月23日
透明な下敷き二枚
そんな感じ
嬉しいことなのかな
悲しいことなのかな

ぴったり重ね合って
まるで一枚に見えても
不意に剥がれ落ちてしまう

それでも
あなたと一緒だと
全てがクリアに見えるから

もう少しくっついていたいと思う

ごめんね
時にあまりのリアルさに嫌気がさして
妄想とか幻想とかで色付けする私を許してね
4月22日
実体は色濃くまだあの場所で暮らしているはずなのに
影は日に日に薄くなって
いつか消えてしまうだろう

迷子の月は探しても見つからない
光に呑まれてしまった

終わっても私達生きてるんだね
一緒に死のうが生きようが
それはさほどの問題でもなかったのかな

繰り返しがあまりにも残酷なのに
繰り返しても甘いものは甘くて

溶けそうになりながら
記憶に刺されて

思わずうなってしまう

どんなにうなっても
漏らしてしまう吐息には勝てないのに
4月21日
アンモナイトにぶら下がる失恋の涙

きっとね
世界の始まりから終わりまで
存在してるのよ引き合う力が

*

ちょうどいいが未だに分からない
心底好きか赤の他人か

中途半端に味わうくらいなら
最初から見なかったふり
髄まで味わえば
吐き気さえ催す私の
ひ弱な恋心よ

誰かの役に立つ言葉など考えたことはない
ただ伝えたい一心で
だから

ああ
あなたに名前がついていてよかった

呼んだら振り返るの
これ以上の幸せってないでしょ
4月19日
さて
伸ばす手は何に触れるのか
触れたら欲しくなる一方だと分かっていながらの
真夜中の午前二時です

さて
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4月16日
ひとときの高揚とわかっていても
浮かれるだけ浮かれなきゃ損だから

その後の激しい落ち込みさえも
私の人生の演出に過ぎない

今だけしか言えないから
今言うしかなくて

そうやって繰り返し
波はやってくる
空に
お月様がいる限り

*

あなたが「まったりしていいな」って言ったとき、
わたしも「まったりしていいね」と思ったの

でも口にして言えなかったのは
恋に鈍感になりたくなかったから
4月15日
言霊に流行などない

自由 身勝手 自己満足
鬱 躁鬱 妄想癖
意識 無意識 自慰行為 
自意識過剰 自我破壊

こころ と おもい

*
満月が恐ろしいほど綺麗で
泣ける前に吸い込まれそう
言霊は流行らないんだよ
だからこそ生きてるんだ
4月11日
曖昧さが全てなのに
確かなものにはまりたくなる

そんな感じ
人って弱すぎ

優しさと強さは固い絆で結ばれているのに

優しさは弱さにも似ている

細い糸で切れそう
絶望に対するドキドキと
希望に対するドキドキで
もう切れそうだよ



また一緒にお風呂に入りたい
4月3日
眠ったら目覚めたくない泣き言のようなつぶやきひとつ
いっそ透明とか無臭とか静止とかになれたらいいのにな

誰もが唯一のひとり
でも誰もが大勢の中のひとり
嗅ぎ分ける術も忘れて無呼吸で眠る日を夢見る
少し退屈で
少し不安で
少し逃げているのかもしれない

興奮の波が激しい
一喜一憂が
年をとる度増える
大人げない
子供でもない

生活をもう少し愛せたら
あなたと暮らせるはずなのにな

どこに穴があいてるんだろう
どこが埋まらないんだろう


あなたには
会っても会っても会いたいし

でも想い出は
振っても振っても消えないし

それ以上に未来は
膨張しながら私を襲う

うわって目を閉じたら
そのまま少し眠りたい



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