今日のつぶやき
6月25日
頼まなくても時は過ぎる
頼まなくてもやってきて
頼んだとしても通り過ぎていく
やってくることにも
通り過ぎることにも
腹を立ててはいけない

私がいるからやってきて
私がいるから通り過ぎる

0か100か
その不器用さは相変わらず
気怠さが通り過ぎゆくまで
ただじっと動けない休日
6月23日
こっち側の想い出たちと
そっち側の永遠

私の生身はたいした味もしないから
こっち側に全部あげる
私の永遠は死んでも続くから
そっち側に全部あげる

どうしたらあなたが幸せになれるのか
そんな悩みは忘れてしまった

私は私のまま生きるしかない

五感は全てこっち側にある
でも第六感は永遠にそっち側だよ

6月21日
優しい入り口には
毒が塗ってあるものよ
麻痺する前に
堪能してね

でもどうせ
入ったら出て行くんでしょ

この体を迷い道にしてしまいたい

* * * * * * * * * * * * * * 

くだらない事で笑いたい気分なのよ
夜の空気が夏に近づいて
何度もこみ上げる懐かしさ
オレンジの街灯に吸い込まれそうな気分で
記憶をまさぐってばかり
いつの夜の光景か定かではないのに

自由を感じる時はいつ? と訊かれて
私はいつでも自由だと答えた
時間の束縛も想いの束縛も
最後の最後には何の力も発揮せず
やりたいように生きている
ただ夏の夜の匂いだけが
私のここを
雁字搦めにするのよ
6月19日
物語を覗いた夜から
また新たな物語が始まってしまう

ひとつに見えて幾重にも


…ああ
夢中になりすぎて
後ろ髪が乱れてしまった
死んでもいいとさえ思う
幸福の天井にはいつも
無数の溜め息と想い出が
見えない星のように浮かんでいて

先に眠るあなたを
恨めしく思いながらいつも

深夜のアスファルト
車の走らない国道の中央線を
手を広げてバランスを取りながら
ふざけあって歩きたいのに

男の人は知らない
天井に浮かぶ星の数を
男の人は知らずに
いつも私の顔を見下ろしている
6月17日
あなたにしか伝わらない事が
たったひとつでもあるうちは
お互いの存在を見くびらないで

与えられた特権がそれぞれに
うまい具合に照らし合わせて
泣いたり笑ったり逃げたり追っかけたり
あなたのその部分に通ずる特権
私のこの部分に通ずる特権

欠片で繋がっていればそれでいい
一つの約束より
百の素敵な呟きを
6月13日
言葉遊びに満足出来なくなったら負け

一緒に年老いたい相手を見つけたら勝ち

足元の定着と確認
今とこの先の繋ぎ目に潜む隙のない嘘

最初に迷い込んだ場所はもう忘れてしまった

残るものと残すもの

月の光に封印
痛いほど感じるけれど

深夜の散歩道に封印
暗がりが染み入るけれど
6月10日
優しい言葉は
独り言じゃなく
語りかけから始まる

優しい愛情は
視線じゃなく
温もりから始まる


いつか見た空模様のような切なさが
あなたの愛情表現なら

私はただ感じるしか出来ない

現実は生々しく
優しい言葉と温もりに満ちていて

またひとり
私の中に入って来たよ

最後になんて
永遠に辿り着けない
6月7日
形にならない部分を
すべて切り捨てても

生きていける

夢とか希望とか
前世とか来世とか

予想もしてなかった人が
深夜のコンビニに現れ
私はフラフラと
見たまんまの欲に惹かれて
月よりも街灯に素直になる

名前を呼ぶ声に無条件に振り返り
取りあえず最上の今を

汗をかかない愛し方なんて

綺麗過ぎて

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