10月15日火曜日は菊池神社の御神幸行列。
雨は降らず、カンカン照りでもなく、程良いお天気に恵まれました。
先頭は華やかに、菊女のバトントワリングです。
昨今、なかなかお顔をアップできないので、後ろ姿で。
今年は男子がひとり、このバトントワリングを菊女で是非!という希望を持って入学しました。
この生徒さんが卒業する再来年までには校名が変更される予定です。
本日日曜日は菊高前の能場で松囃子の奉納がありました。
快晴。適温。日曜日。
熊日新聞に記事が出たこともあり、例年よりずっと多い観客にびっくり。
またしても時間ギリギリ、いえ今日は開始時間を過ぎてからの到着。
これでは写真が撮れない、困りました。
しかし終わりに近づくと、座り続けてお尻が痛くなってきた人々が
「あーいた、あいた」とか言って「しびり」の真似をしながら去って行きました。ラッキー!
狂言「清水」「とってかもう」の場面です。
昨日土曜日は、開催日が夏から秋にかわった白龍まつりでした。
夏の花火も暑さを吹き飛ばす迫力がありましたが、
少し涼しくなってからの花火もゆっくり楽しむことができました。
菊池にこんなに人がいたの? こんなに若い人がいたの?
どこかからわいて来たの? と不思議に思うほどの人人人。
立町中央通りには近づかず、御所通を歩いて市民広場に向かいました。
花火を見る場所も大混雑。
おや、菊池神社の参道が空いている!穴場だ!
ここからなら花火がよく見える、と喜んで進んで行くと…
制服に身を包んだ男性4人組が鳥居方面からこちらに近づいて来ました。
「もしかすると、ここは立ち入り禁止ですか?」
「そうなんですよ」嬉しそうに答えます。
「そうかなぁと思ったんですけど、やっぱりそうですか」
「そうなんですよ」にこにこしてます。
「わかりました」素直に引き下がりました。善良な市民ですから。
「気をつけて行かれて下さいね」やさしく追い払われました。
開始時間ぎりぎりに着いた人間に穴場はありません。
仲の良さそうなカップルの後ろで(知らない人達)花火を見上げました。
カメラで撮るのは無理だったので、スマホで撮りました。
30分連続打ち上げ華麗なショーを堪能させてもらいました。
金曜日に菊池女子高で、学習塾対象の学校説明会が開かれました。
こじんまりした英語塾にも声をかけて下さるので、毎年参加させてもらっています。
受付でお尋ねしました。「チャッピーは元気ですか?」
去年行方不明になり、その後発見され、学校全校で大喜びされた茶色い猫のことです。
お答えは「残念ながら今年…」
器量はイマイチ(失礼!)でしたが、ひとなつこくて愛されていました。
「その代わり、ハーティが頑張ってくれてます」ということでした。
説明会の途中、入り口から「にゃ〜」が聞こえました。
白猫ハーティの入室です。先生方も参加者も頬が緩みました。にこっ!
「授業中にも入って来るんです」とハーティの「紹介」がありました。
菊女の生徒さん達の楽しく魅力的な活動を写す映像からも目が離せませんが、ハーティも見たい。
あ!スクリーンは左にも右にもある、と気づき、ハーティ側の映像を見ることにしました。
ハーティはするりと前の人の机に飛び乗りました。
のどを撫でられてゴロゴロ。それから書類のそばに香箱座り。
私は、私は、このハーティの姿を撮りたい!!という衝動に駆られました。
だって、可愛いんだもん。学校の説明会で、最前列で寝ちゃうなんて。
しかし、しかし、いくら家庭的なあたたかい雰囲気の学校だからといって、説明会の最中に
「すみません!猫の写真を撮らせてもらえますか?」とは言えません。
まだ質問の時間ではないし。
理性と常識と忍耐を総動員し、かろうじて、スマホ出したい衝動を抑えました。
偉かったぞ、私!
そのうちまたハーティはするりと飛び降り、退室しました。
なんと自由な存在でしょう。
猫が安心して暮らせる学校は、人も大切にされています。
「ひとりも取り残さない」口で言うのは簡単ですけど、大きなエネルギーが必要。
それを、心をこめて実践しているのが菊女です!
住民であるハーティは、愛情いっぱいの空気の中で幸せに暮らしています。
全ての学校がこうなればいいのになぁ…と毎年そう思って帰ります。
菊戸橋に近づくと、小さな光芒が見えました。
これからどうなるかと楽しみになり、土手の上や下に行き
1時間ちょっと川や雲を見つめました。
夫の母の里はこの近くです。
お母さんもこの川のこんな景色を見ただろうか、と何十年も昔に思いを馳せました。
「町のもんにはなりきらんかった」とよく言ってました。
赤星が大好きでしたから。
そして今日、よゆうの日曜日がやってきました。
カメラを持って北宮神社方面へ、いざ。
ご神木の北宮水神様まで来てみると、あれ?
きれいに草が刈られていました。
歩を進めていくと、もしや…の予感は当たり、その辺一帯きれいさっぱり草刈りがされていました。
彼岸花も一般の草と一緒に倒されていました。
こういう時は、昨日来れば良かった、なんて悔やまずに
「酸っぱいぶどう」方式でこう考えます。
「彼岸花もおだれていたに違いない」はい、負け惜しみです。
そのまま引き返すのは惜しいので、赤星まで脚を伸ばしました。
10月4日の続きで、北宮神社の前、川に沿った斜面です。
私がここで見たのは初めてだったので「お!いいね」
スコットランド民謡が聞こえてきそうな風景ではないですか。
カメラを持ってくればよかった、と思いつつケータイで撮りました。
ここにも、ここにも、彼岸花。
いきなり「咲きました!」の彼岸花。
この秋最初に見たのは夢空間横の田んぼ、9月16日でした。
菊池渓谷の木々がずいぶん切られていて、心配しています。
ちょっと前、駐車場から入り口までの道で、下を流れる水を眺められるようになり、こんなに木を切ってしまっていいの?とショックを受けました。
今は、自然歩道(左岸側)からも水の流れがよく見えるようになりました。
景色は良いのです。
でもまるで「剪定したの?それとも伐採?」と聞きたくなるような変わりよう。
手つかずの鬱蒼とした原生林が菊池渓谷の魅力と思っていたのですが…
受付の方にお尋ねしたところ「倒木がありまして」ということでした。
倒れてしまった木もあるでしょうし、これから倒れそうな木もあって危険ということなのでしょう。
それにしても、見晴らしが良過ぎるのでは?
木々が切られて、そこに住んでいた小さな動物達もどんなにびっくりしたでしょう。
そしてまた、大きな声では言えませんが(熱心に取り組まれていることでしょうから)
あの〜、あの〜、遠慮がちにつぶやきますが、
読んでいる方はとても少ないでしょうから、書いちゃいますけど
菊池渓谷のライトアップはしないでほしい!
人工的な光を樹木に長時間当てないでもらいたい!
菊池渓谷は遊園地じゃない!
実はそう強く思っています。
朝の明るい渓谷が、夜も明るい渓谷にならないようにと願っているところです。