昨日、久しぶりに菊池渓谷に行きました。
きくち観光あいのりタクシーを利用すると、隈府から渓谷まで９００円で行けます。
予約制で土日祝日運行。車を運転できない者にはとても助かります。
物産館９：０５発 渓谷９：３０着の第１便をお願いしました。
「あいのり」と言っても利用者は多くないらしく、昨日は行きも帰りも乗客は私一人。
気さくなドライバーさんとおしゃべりしながら道中楽しく過ごしました。
「何度も渓谷に行くけど、中には入ったことがない」とおっしゃるドライバーさんに
「ええええ？もったいない！是非是非入られて下さい！！」とオススメしました。
降りる時にメーターに目をやると、本当は片道で４,０００円以上かかっているのです。
往復で１,８００円しか払わない私は、菊池市の税金を数千円分使ってしまいました。
思う存分楽しませてもらうことにしました。
表紙の写真は、鮮やかな緑を広げていた川苔です。
人魚姫の髪のように豊かに長く、水の流れにゆれていました。
広河原にある東屋の先を上流に向かって進んで行くと
突然、良い香りに包まれました。
まさか、入り口で焼いているヤマメ？
いえいえ、それは「まさか」過ぎます。
これはお菓子です。綿菓子のような。ちょっと香ばしい。
う〜ん、胸一杯に吸い込んでしまおう。おなかがすいてきたし。
夫が以前「上流に行くとパンを焼いた匂いがする」と言っていたのを思い出しました。
これだったんだ！納得しました。
帰りがけにも同じ場所で甘い香りが漂いましたので、そこが定位置のようです。
香りのもとはどこ？何？水？木？空気？
私はその場所を「綿菓子地点」と名付けました。
タクシーを物産館で降りると、にぎやかなイベントの最中でした。
ちょっと寄ってみようと歩いていたら、友人２人にばったり。
早速、広河原上流の不思議な香りについて話しました。
「それは桂の木ですよ」植物に詳しい友人はすぐに教えてくれました。
桂の葉は枯れると甘い香りがするのだそうです。
知らなかった〜！
今度行く時はその木を探してみようと思います。
No.2924
> 表紙の写真は、鮮やかな緑を広げていた川苔です。
> 人魚姫の髪のように豊かに長く、水の流れにゆれていました。
その川苔について下記のサイトに詳しい説明があります。
菊池市で発行された本で菊池渓谷の川苔が「スイゼンジノリ」と同一だと書いてあって自分もそう思っていましたがどうやら別物のようです。
詳しくは参考サイトを読んでください。
https://onibi.cocolog-nifty.com/alain_leroy_/2021/05/post-41d042.html