「隈中野菜倶楽部」猫の手部員、本日ジャガイモの収穫に参加させていただきました。
サツマイモは幼稚園のつきそいで掘ったことがあるのですが、
ジャガイモは初めてです。
「畑の土が固いと、なかなか大変なんだ」と聞き、
失敗をしないようにスマホの動画で予習を致しました。
一つ目はプロの動画。
「ジャガイモを傷つけないよう、株の20センチぐらい先でスコップを入れます」
と言って実演してくれました。なるほど、傷ついたらもったいないもんね。
二つ目は保育園の動画で
子ども達は素手で葉っぱをつかんで抜いたり穴を掘ったりしてジャガイモを見つけ
「あった!あった!」と喜んでいました。
これなら私にもできそう、と気が楽になりました。
いざ畑に着くと、どれがジャガイモの葉っぱか、わかりませんでした。
葉っぱも茎も茶色くなっていたみたいです。
移植ゴテで手当たり次第に土を掘り、
「畝ってつぶしちゃってもいいんですか?」と尋ねながら進み、気分は宝探し。
「あ、ごめん」移植ゴテでせっかくのジャガイモを傷つけてしまうことも何回か。
しかし、欲が熱意にかわり、畝を往復し、けっこうな量を採ることができました。
疲労回復に珈琲を飲みに行きましょうと提案し
きくちのまんまで買い物をしてから花房の鈴屋さんに向かいました。
車中、「あれ?あれ?」そわそわし出しました。
青い帽子が見つからない。
きくちのまんまではかぶっていて、レジにいた方が知り合いなのに
私に気がついてくれなかったので、帽子を上げてマスクを下げて
「私です」と言ったらわかってもらえた…ということは
きくちのまんまに忘れてきた?
そう思い、鈴屋さんの駐車場で「まんま」に電話をしました。
そうしたら、さきほどレジをしてくれた方が
「あ、眼鏡を忘れられたのでは?」
「いえ、帽子なんですけど。青い」
「帽子は、なかったです。外も見てみますね。
(少ししてから)ありませんでした」
「そうですか」残念。ところで眼鏡とは?
「あの〜眼鏡は銀色のケースに入ってますか?」
「はい、そうです」
リュックを探ると、眼鏡ケースがありません。
「それじゃ、それは私のだと思います」
というわけで、閉店までにうかがうことにしました。
「まんま」で買って来た野菜や卵が車の中であたたまらないよう、
赤いショッピングバッグをぶら下げて鈴屋さんに入りました。
ええと、何買ってきたんだっけ?と点検するためにバッグを開くと
その中で、青い帽子が野菜の上にのっていました。
「あ、あった!」
この間抜けぶりに夫から「大丈夫か?」と言われましたが
私も心配になります。
しかしです。
帽子のことで「まんま」に電話をしなかったら眼鏡のことには気がつかないまま
「眼鏡がない眼鏡がない」と後から騒ぐことになったでしょう。
帽子が眼鏡のことを教えてくれたということで
「よし!」としましょう。
美味しい珈琲とケーキをいただき、元気を回復しました。