暦を見ると、今日は立秋でした。
そういえばなんとなく、吹く風も秋めいて朝夕はひんやりしてきました
…とは言えないところが辛い、厳しい真夏が続いています。
皆様ご無事でお過ごしでしょうか。
子どもの頃、親戚のおばさんから「冷房の中にいると冷房病になるわよ」
と怖い話を聞かされたことがずっと記憶に残っていて、
晩の仕事時間以外は扇風機で過ごしています。
買い物に出かける時は保冷剤を手ぬぐいにくるんで首にまきます。
見た目はいけませんが、かなり効果があります。
気に入っています。
昔々、初めて熊本空港に着いたとき
アフリカだ!と喜んだほど南国南国していると感じたものでした。
当時は30度を超えたらすごく暑かったのです。
義母が「横になりなっせ」と言ってくれたので昼寝をしようとすると
熱を持った悪夢が襲いかかってくるようで、よく眠れませんでした。
あれから四十数年、今では30度なんて普通になってしまいました。
耐熱性が高くなり、菊池の暑さにもずいぶん慣れてきましたが、
しばらくは用心用心ですね。
> 暦を見ると、今日は立秋でした。
> そういえばなんとなく、吹く風も秋めいて朝夕はひんやりしてきました
> …とは言えないところが辛い、厳しい真夏が続いています。
> 皆様ご無事でお過ごしでしょうか。
>
>残暑お見舞い申し上げます。
今年の様な猛暑が毎年続くのでしょうか、用心用心。
早朝、公園で5,6匹の蝉が鳴いています。菊池神社の蝉しぐれが懐かしく思い出されます。実家前の、アスファルト舗装前の砂利道に水巻をした夏休みでした。
> 今年の様な猛暑が毎年続くのでしょうか、用心用心。
> 早朝、公園で5,6匹の蝉が鳴いています。菊池神社の蝉しぐれが懐かしく思い出されます。実家前の、アスファルト舗装前の砂利道に水巻をした夏休みでした。
山城屋さんの行かれる公園では何の蝉が鳴いているのでしょう。
先日、菊池渓谷ではヒグラシが鳴いていました。
もの悲しい声に「夏も終わりかぁ」と感傷的な気分に浸りましたが
隈府に戻ると、まだまだ夏は続いていました。
この夏、うちには蚊が出なかったので、
夫は「暑すぎて蚊も生存できないのでは?」と心配をしていました。
しかし、夫の兄の家に行き、その話をしたところ
「蚊はいくらでもおる!」と現実を教えられました。
ホッと一安心…でいいのかな?
先日、お医者さんが蚊について書かれた新聞記事の中に
小林一茶の俳句が紹介されていました。
目出度さはことしの蚊にも喰われけり
夜の蚊やおれが油断を笑ふらん
お医者さんは、こう続けられました。
「蚊に刺されてめでたいと思う人間力、自分の油断だと思う寛容力。
一茶のいのちへの限りない優しさは生活困窮の中から生まれました。
日々を必死に生きる一茶には、蚊の懸命さがいとおしく感じられたのでしょう。」
蚊の音を耳にすれば即、蚊取り線香をつけまくり
コックローチを一匹見かければブラックキャップを家中に置きまくる
そんな薄情な自分は、苦労も修行も優しさも全く足りない!と
つくづく思い知らされました。
蜘蛛は割合平気なのですが(毒蜘蛛を除く)。
夜、間違って部屋に入って来たカメムシについては
生きたまま外に出すワザを近頃覚えたのですが。
畳の上を歩くありんこについても、できるだけ紙にのせたりして外に出してはいますが。
一茶のようになれればなりたい、そう願う夏の夜です。