菊池渓谷に行く時は人混みを避けて、日が暮れる頃に(駐車料金も取られない頃に)そろそろと出かけるのですが、たまには午前中の渓谷に行ってみよう、ということになりました。
人が多いかもしれないけれど、それも一興ということで。
久しぶりに見る朝の渓谷は美しく、あちこちで渋滞が(自分の体に、です)発生します。
まず駐車場で、化け猫ドライバー見っけ。入り口に行くまでに彼岸花とアゲハ見っけ。
中に入ってからは水面にうつる木漏れ日がきれいで、初めて菊池渓谷を訪れる観光客のように
「すごい!やばい!」を連発。
「まだ黎明の滝にも着いていない」という夫の声に
「あ、そうなんだ」
渋滞は続きます。
「エラー」が出ていた「風の便り」がやっと回復しました。
表紙の写真も替えることができたので、菊池渓谷の続きを書きます。
広河原には「のり」があります。
水の中で緑色をして、流れに身を任せています。きれいです。
この日もありました。それを見た夫は言いました。
「俺、これがのりだって誰かに教えたくなっちゃった」
気持ちはわかりますが、いきなり教えられる人にとってはどうなんだろう?
採取する人がいるといけないから、あんまり言わない方が良いのでは?
なんて考えていたら、近くで水の流れを見ていた男女に声をかけていました。
「これ、のりなんですよ」
ああ、言ってしまった。
「はぁ、そうですか」一応返事はしてくれたものの、薄い反応でした。やっぱり。
後で夫は言っていました。「のりだって知って、なんで感激しないんだろう?」
あちらはあちらで、何か言っているかもしれません。
> 「エラー」が出ていた「風の便り」がやっと回復しました。
> 表紙の写真も替えることができたので、菊池渓谷の続きを書きます。
>
> 広河原には「のり」があります。
> 水の中で緑色をして、流れに身を任せています。きれいです。
> この日もありました。それを見た夫は言いました。
> 「俺、これがのりだって誰かに教えたくなっちゃった」
> 気持ちはわかりますが、いきなり教えられる人にとってはどうなんだろう?
> 採取する人がいるといけないから、あんまり言わない方が良いのでは?
> なんて考えていたら、近くで水の流れを見ていた男女に声をかけていました。
> 「これ、のりなんですよ」
> ああ、言ってしまった。
> 「はぁ、そうですか」一応返事はしてくれたものの、薄い反応でした。やっぱり。
> 後で夫は言っていました。「のりだって知って、なんで感激しないんだろう?」
> あちらはあちらで、何か言っているかもしれません。
かわのりですね。天然記念物で採取したらいけません。
むかしは細川公への献上物だったそうです。
> かわのりですね。天然記念物で採取したらいけません。
> むかしは細川公への献上物だったそうです。
20年近く前の菊池渓谷レポート、注意深く見ると現在とは違う風景も写っています。最近木が沢山切られて上の道から流れがよく見えるようになりましたが生態系が変わるのではないかと心配です。
https://agari.main.jp/20190205kaze/070509kaze/keikoku2006/050708keikokusiawase.htm
菊池渓谷の木々がずいぶん切られていて、心配しています。
ちょっと前、駐車場から入り口までの道で、下を流れる水を眺められるようになり、こんなに木を切ってしまっていいの?とショックを受けました。
今は、自然歩道(左岸側)からも水の流れがよく見えるようになりました。
景色は良いのです。
でもまるで「剪定したの?それとも伐採?」と聞きたくなるような変わりよう。
手つかずの鬱蒼とした原生林が菊池渓谷の魅力と思っていたのですが…
受付の方にお尋ねしたところ「倒木がありまして」ということでした。
倒れてしまった木もあるでしょうし、これから倒れそうな木もあって危険ということなのでしょう。
それにしても、見晴らしが良過ぎるのでは?
木々が切られて、そこに住んでいた小さな動物達もどんなにびっくりしたでしょう。
そしてまた、大きな声では言えませんが(熱心に取り組まれていることでしょうから)
あの〜、あの〜、遠慮がちにつぶやきますが、
読んでいる方はとても少ないでしょうから、書いちゃいますけど
菊池渓谷のライトアップはしないでほしい!
人工的な光を樹木に長時間当てないでもらいたい!
菊池渓谷は遊園地じゃない!
実はそう強く思っています。
朝の明るい渓谷が、夜も明るい渓谷にならないようにと願っているところです。