記事番号 | : 3008 |
投稿者 | : yoko |
投稿日 | : 2024/04/11(Thu) 23:41:38 |
参照先 | : |
タイトル | : 上町の桜カンザン |
コメント | 3月31日お花見の日、美さんと友人と3人で上町を歩いて帰る途中 Kさんのお宅の前で面白い蕾をみつけ「この木は何だろう?」という話になりました。 結局わからないままでしたが、昨日、Kさんがお宅の外にいらしたのでお尋ねしました。 「ブラシの木」なのでした。 赤い花が咲けば、試験官の中を掃除するブラシのようになる、あの木です。 蕾からは想像もできませんでした。 お礼を申し上げて近くの八百屋さん「マルカ」に寄って買い物をしていましたら Kさんが顔を出され、「桜の花を持っていかんね?」と言われました。 「そんな、桜なんて、もったいない!」と驚きましたが 「剪定するけん」とおっしゃるので、それならば、と遠慮なく頂くことにしました。 近くで見上げると実に立派な桜の木、お花も華麗に咲いています。 「カンザン」は「関の山と書く」と教えてもらいました。 Kさんご夫妻と楽しくおしゃべりした後で、卒業生のように大きな花束を抱えて帰りました。 家の玄関前で「カンザン」を飾っていると、通りかかった友人が 「この花は塩漬けにできるんじゃない?」と言うのでした。 「いえいえ、桜は潔く散ってこそ。塩漬けなんて不粋な」 と私は申し上げたのですが、ちょっとばかり気になって「桜の塩漬け」を調べました。 「カンザン」は塩漬けに向いているとあります。 そしてまた、桜の花の塩漬けがお湯の中でゆら〜っと開く動画も見てしまいました。 それは悩ましいほど美しい姿でした。 頂いたカンザンがいろんなことを感じさせてくれました。 Kさん、有り難うございました。 |
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