選挙の当選者会見の疑問
2007年の4月8日に統一地方選挙が行われました。即日開票でテレビでは当選者が喜んでいる様子が映し出されますが、この放送を見るたびにいつも疑問に思っています。 「なんで万歳で喜ぶの?」 ってことです。
住民から選ばれた代表でしょ?
選挙って住民が代表者を選ぶってことだと思います。 つまり私達住民が安心して暮らせる街を作ってもらう為にみんなの意見を聞いてくれる代表者を選ぶってことですよね。 そしたら万歳して喜ぶ意味って何でしょう?
「選んでいただいてありがとうございます。今後皆様の意見を反映できるよう仕事に努めていきます。」
などの感謝の気持ちを述べて頭を下げれば良いと思うのですが・・・。
万歳って普通は嬉しいときにするもんだと思うのです。
選挙に当選して喜ぶ、ということは「やったー、選挙が終わったぞー」。
と、まるで選挙に勝つことが目標だったような気にさせられるんです。
選挙戦なんだかなぁ
そう、一つはまずは選挙に勝って当選することから始まる、そういうこともあるのでしょう。 選挙戦というくらいですから・・・。
いろんな戦略で票を集めて勝つ。 いろんな戦略をするためにお金を使う。
そうか、戦略があるということは相手に勝つ、勝って嬉しい。てことで万歳するワケなんですなー。
戦略がある限りは、勝って当選した人が住民の代表になっている、とは必ずしもいえないんじゃないかなー?
そう考えると選挙戦ってなんだか立候補者だけが票集めに一生懸命奔走しているようでなんだか空しくなってきます。
まぁ、ともかく。
当選して花マークをつけてニッコリ笑顔。みんなで万歳。
それは分かったから、アンタこれからしっかり働くんよ。 選挙に勝つのがゴールじゃなくてこれからがスタートですよ。分かってる?
とまるで受験に合格した受験生に送る言葉をそのまま送りたい気分にいつもなっています。
*みなさまからのコメント
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